観光 - チェンマイの基礎知識
TOP | 地理 | 気候 | 歴史 | 人口 | 観光 | 言葉 | 宿泊 | 温泉 | ビザ | 働く | 住む | 住居
率直に、チェンマイという街は、市内の名所というのは寺院がほとんどである。
他に考えられるのは博物館や動物園等だが、博物館を訪れる旅行者は非常に少なく、動物園もパンダがいると言ってはみても、それは日本の動物園にだって結構いる上に、動物の種類も日本の方が多いので、これまた難しいところである・・・というか明らかに決め手にはなり得ない。
誤解を恐れず言うと、チェンマイは観光都市と言われるものの、市内に見所があるそれではなく、郊外を見に行くための「拠点としての観光都市」である。
行動範囲を大きく考えれば、寺院はもちろん、遺跡、少数民族、景勝地と、見所が非常に多くなり、一気に選択に困るほどになる。
多くの旅行者にとって、チェンマイを訪れるのは、生涯でその旅行の1度きりだろう。
ならば少し下調べをして、面白そうなものが見つかったら、チェンマイでの日程を多めにとっておくとよい。
チェンマイから足を伸ばせる場所、例えばメーホンソン、チェンライに国境のメーサイ、ゴールデントライアングル、場合によってはスコータイ、どれも近くはなく、日帰りは相当に無理があり、2日や3日の滞在では、せいぜいそれらの1つ、無理して2つ、あとはお寺を1つか2つ観て終わってしまうだろう。
ともあれ堪能するコツは、とにかく「日程に余裕を」である。
あと近年、市内にナイトサファリが出来たが、率直に、昼間行くと非常にいい。
適度な距離で、のんびりと歩けて、草花も珍しいものが多く、もちろん動物も多数、うっかり道やトイレに孔雀や鹿や鳥がいたりして、特にお子さん連れの方には非常にお勧めである。(この辺は「うなぎ.tv」に色々あり)
夜は・・・実は私は行ったことが無いのだが、理由はタイ人の知人の反応がいまいちだったからだ。
なんでも、なかなか動物が見えない、見えても遠いし暗いしよく見えない、なのに入場料が高い、そもそも車に乗っているだけでつまらない、等の理由だった・・・何とも散々な言われようであるが、まあそのうち一度は行っておこうかな。
あと、このナイトサファリ、実は宿泊も出来る。
なお、チェンマイを訪れるのに適した時期だが、多くの日本人が訪れるのは、どうしても4月~5月のGW、8月のお盆前後、そして年末年始であり、当然と言えば当然だが、日本の長期休暇と一致する。
しかしGW前後は暑さのため、お盆前後は雨季真っ只中のため、訪問には適さないと言える。
年末年始は、旅行者が多いのと、ハイシーズン料金で宿泊等が混み合い、チケットやホテルの料金が高くなるが、いい時期である。ただ朝夕は結構冷える場合が多い。
(ただし冷えるとは言っても、何年も住んでいると、半袖だと少し肌寒い程度でも「寒い」とか言っていたり、気温が15度切った程度で「死ぬ!」と騒いだりしているので、まあその程度と言えばその程度である)
結論として、気候としては11月が最高で、次が12月、1月、つまり「暑くなる前の乾季」であろう、この辺は「気候」のページを参照して頂きたい。
*当然乾季は後半ほど埃っぽくなる。こういう意味でも、11月・12月がいいわけだ。
気候以外に、イベントも大きな要素であろう、個人的には「ロイカートン」が最も好きだが、奇遇にもこれは11月、やはり11月がお勧め。
イベントは、そのうち「イベント・お祭り」の項目を作ってそこで述べよう。
なお、最も旅行者の少ない時期は6月から7月の上旬だが、その時期は、ずばりフルーツシーズン。
この時期でないと食べられないフルーツが非常に多くあり、食を楽しみにしている人であれば、この時期を逃すとは、何とももったいない話である。
何しろ、普通の料理ならまあいつ来ても食べられるだろうが、フルーツだけはそうはいかない。
これはまもなくできるであろう「食」の項目で述べよう。
