人口 - チェンマイの基礎知識
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「チェンマイ」とは、市の名前でもあり、県の名前でもある。 つまり、単に「チェンマイ」と言われても、市か県かが判らないのだが、多くの場合は「チェンマイ市」のことを指している。(のだと思う) この市・県双方の名称であることから、チェンマイの人口については、結構間違い等が多い気がする。 チェンマイ市の人口について「100万都市」等となっているものを何度も見たことがあるが、チェンマイ市の人口はせいぜい20万人(領事館のサイトによると、2005年末で15万人+α、某英語サイトでは17万人+αとなっている)であり、どちらにしろ日本の地方の中小都市程度である。 チェンマイが「タイ第二の都市」とされている場合があるが、これはあくまで歴史等を考慮した情緒的な表現(「チェンマイの歴史」を参照)であって、人口的には2位どころか、3位でも4位でも、5位でさえもない。 チェンマイ県としての人口は160万人を超えているので、まあ勘違いも有り得るのだろうが、ある日本の大学のサイトに至っては、なんと「目覚しい発展を続ける300万都市」とはっきりと記しており(しかも留学情報にだ)、こうなるともはや正確な人口よりも、その勘違いのプロセスの方を教えて欲しくなる。 ちなみにこの辺の統計、タイには住民票制度が存在しないために、結局は非常なドンブリ勘定である。 実際、資料によって優に数万人程度の開きがあり、正確な人口は、きっと誰も知らない。 |
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